「復帰50年!新たな基地負担を許さない県民大会」が7月30日、オンライン形式で開かれ、玉城デニー知事らが新基地反対の声を発信しました。主催は、辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議。
デニー知事は、在日米軍基地の7割が沖縄に集中する実態に触れ「新基地建設に反対する県民の意志がある限り、移設は実現しない。誰一人取り残さない沖縄らしい優しい社会を実現しよう」と訴えました。
先の参院選で大激戦を制したオール沖縄の伊波洋一議員は、普天間基地を見下ろす嘉数高台から「普天間の『全面返還』などを決めた日米両政府のSACO(サコ)合意から26年。返還が棚上げされ、事故が多発している」と告発。「米軍基地をなくすことを県民の課題」として取り組むと表明。
オール沖縄共同代表の糸数慶子さんが「設計変更を不承認とした知事決定を支持し、遺骨混じりの土砂採掘を許さず、辺野古新基地建設ノー」との大会声明を読み上げました。動画はオール沖縄会議のホームページで視聴できます。