ロシアのウクライナ侵略と核威嚇の暴挙に対し、世界中で批判の声が沸き起こっています。全国の民主商工会(民商)や県商工団体連合会(県連)も、ウクライナ国旗の青と黄を配した抗議プラカードを作製したり、緊急宣伝や団体署名、「被災68年3・1ビキニデー」視聴を進めるなど、世界の反戦平和の流れに連帯しています。
「ロシアはウクライナ侵略と核威嚇をやめ、国連憲章を守れ」「世界の平和を求める世論でプーチン政権を包囲しよう」―。各地の民主商工会(民商)や県商工団体連合会(県連)、全国商工団体連合会(全商連)は「平和でこそ商売繁盛」の本領を発揮し、緊急行動に立ち上がっています。
「ウクライナ侵略やめよ」各地で
緊急集会100人 青森県連も参加
「ロシアはウクライナ侵略を直ちにやめろ!緊急青森市民集会」が1日、青森市内で開かれ100人以上が参加。青森県連の古川直角事務局長もマイクを握り、「『平和でこそ商売繁盛』を信条に活動する私たちはロシアの蛮行に、満身の怒りを込めて抗議します」と表明。「ロシアの核威嚇は、核兵器廃絶を求める世論に逆行し断じて許されない」と抗議しました。
プラカを普及 兵庫県連、署名も
兵庫県連は2月28日、「ロシアはウクライナへの軍事侵攻を即刻中止せよ」と題する団体署名と、ウクライナ国旗の青色と黄色を配した「No War ロシアのウクライナ侵攻に抗議する 〇〇民主商工会」と書かれたプラカードを緊急に作製しました。県内30民商に普及し、「ロシアのウクライナ侵略を非難し、平和を求める世界の世論に合流しよう」と呼び掛けています。
集まった団体署名は、在日ロシア大使館に送付する予定です。
外国人も署名 全商連が宣伝
全商連は3日、東京・JR目白駅で、岡崎民人事務局長ら28人が緊急宣伝。禁止条約署名10人分、カンパ2千円が集まりました。フランスのリリーさんは「核兵器は絶対に駄目。ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ」。ドイツのシュテファンナさんは「ロシアの侵攻は『悪』だ。プーチン大統領が恐い」。60代の男性は「『核抑止力』は限界に来ている」などとサインしました。