熊本民商 テイクアウトスタンプラリー開催 参加店舗が入会も|全国商工新聞

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テイクアウトスタンプラリーのチラシ、ハガキなどのグッズ類

 熊本民主商工会(民商)は10月1日から1カ月間、「熊本テイクアウトスタンプラリー2020」に取り組みました。新型コロナウイルスの感染拡大の下、とりわけ厳しい状況に置かれている飲食店の「テークアウト(持ち帰り)事業」を応援しようという企画です。
 実行委員会を立ち上げ、9月にお店を回りながらSNSを活用して参加店を募りました。居酒屋、弁当店、和洋菓子店、ラーメン店、定食屋など多くの会員に声を掛け、会外からも参加したいとの要望もあり、合計29店舗が参加しました。
 お店でテークアウト商品を購入したら、カード兼応募はがきにスタンプを1個押してもらいます。1カ月の間に5個集まったら、ポストに投函するか、熊本民商に持参すると、抽選で50人に「参加店で使える商品券(1千円分)」が当たるというもの。
 初回の応募は20通で、参加者全員が当選でした。10月は、国の「Go To イートキャンペーン」のスタートとも重なり、店内飲食が少しずつ復活してきた時期でした。参加店舗からは「初めての試みだから、次もやってほしい」「定着するまで続けないとダメ!」などの意見や提案などが出されました。
 コロナ禍の下でも、密になることなく実施できる新たなイベントであり、お店回りの際、民商の宣伝もできるので、宣伝行動には打って付けの企画です。この企画の訪問で、参加店舗が入会する経験も生まれました。SNSなどを有効に活用し、民商を宣伝していくことが大事だと話し合っています。

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