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確定申告(自主計算)
障害者控除の活用を
介護保険 認定書で控除適用
 確定申告の時期が近づきました。今年から50万円の「老年者控除」が廃止され、次回の確定申告からは定率減税が半減されるなど、増税がめじろ押しです。
 そんななか、介護保険の要介護、要支援の認定者が家族にいる場合、障害者手帳がなくても、市区町村が発行する「障害者控除認定書」で、障害者控除が適用されます。
 申込場所は自治体によって異なりますが、福祉事務所などから「障害者控除対象者認定書交付請求書」などを受け取り、必要事項を記入して申請します。印鑑持参で家族でも申し込みできます。認定されると「障害者控除認定書」が発行されます。それを確定申告書に添付します。
 一般障害に認定されると所得税で27万円の控除、特別障害に認定されると40万円の控除が受けられます。また、特別障害者で同居の場合は、それぞれ配偶者控除と扶養控除が増えます。
 状態が改善されない場合は、毎年認定を受けなくても認定書のコピーでもよいとされています。
 
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