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  トップページ > 税金のページ > 誰でもできる法人決算 > 全国商工新聞 第3186号10月5日付
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誰でもできる法人決算(5) 4回で身に付ける

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「誰にでもできる」パンフを活用した名古屋南民商の小法人の決算・申告学習会

 名古屋南民主商工会(民商)は9月9日、「その気になれば誰でもできる小法人の決算・申告」パンフを使った学習会を開き、15人が参加しました。
 学習会は今年度新たに発足させた「MM部会」(みんなが自慢できる民商を作る会)の中で、「入力はできるが、決算と申告も覚えたい」という要望が出たことをきっかけに、「誰でもできる」パンフ使った学習会をぜひやろうと話し合い、税対部会とも相談して企画したものです。
 法人会員全員分の200部のパンフを取り寄せ、週1回の4回コースで実施することを決め、手紙と案内を送付しました。
 1回目は「会計処理と月次決算、決算整理とは」(パンフの1と2の部分)を学習。初めに坪井宏樹常任理事(47)=エレベーター保守=が今回の学習会を企画した趣旨を説明し、その後、平岡充典事務局長がパンフに添って説明しながら学習を進めました。
 民商・全商連が「申告納税制度」に基づいて自主記帳・自主計算・自主申告を貫いてきたことを強調し、法人会員もその運動を学ぶことが大切と訴え。また、「決算・申告は税務対策だけでなく、経営にも役立つ。だからこそやりがいがある」と繰り返し強調し、参加者はメモをとりながら真剣に耳を傾けていました。
 学習会は和気あいあいとした雰囲気の中で進み、話の途中でも、「発生主義でやる場合の売り上げ値引きの仕訳の仕方は?」「現金主義ではいけないのか?」「役員の給与は勝手に下げたりしたらいけないのか?」などの質問が出され、一つひとつを確認しながら学習しました。
 「4回で申告書が書けるようになるの?」「自分でやってみると、やはり難しい」などの感想が寄せられていました。
 今後は「決算書の見方」「申告書の作成パート1」「申告書の作成パート2」の学習会を開き、学習会後は申告時期別に順次、申告書ソフトの使い方などの学習もしながら自分でできるようにしていく計画です。

全国商工新聞(2015年10月5日付)
 
   

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