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  トップページ > 税金のページ > 不公正税制 > 全国商工新聞 第2824号 3月31日付
税金 不公正税制
 
    共感、怒り広げ
意気高く3・13重税反対全国統一行動 続報
デモ、宣伝、申告と多彩に
 
     
   全国で取り組まれた3・13重税反対全国統一行動には18万人が参加。各地の民主商工会(民商)の多彩な活動を紹介します。

生活と経営守ろう
  ▽北海道・帯広実行委員会は、帯広市民文化ホールで集会を開き、580人が参加しました。
  帯広民商の志子田英明会長が「消費税増税を阻止しよう。払えない税金で自殺者も生まれている。納税者のたたかいを繰り広げ、生活と経営を守ろう」と発言し、大きな共感を呼びました。
  デモ行進は「社会保障の改悪やめよ」「消費税の大増税許すな」とシュプレヒコールしながら、プラカード、のぼりを高く掲げ、沿道の市民に元気にアピール。
  ビルの窓から手を振ってくれる市民に、みんなで振り返す場面もあり、元気な行進となりました。

貧困と格差解消を
  ▽東京・世田谷実行委員会は、世田谷と玉川の2会場で集会を行ない、350人が参加。
  世田谷会場(区役所中庭)では北沢民商の石原英次会長が「石原都知事は、破たんした新銀行東京に400億円もの都民の税金投入をやめろ。税金の無駄遣いを正そう」と訴えました。
  「増税・負担増はやめろ」「貧困と格差を解消しよう」とシュプレヒコールしながら、三つの税務署へデモ行進を行ない、集団申告。税務署交渉では、増税に反対し、税務署の対応改善を求めました。

真相隠す政府非難
  ▽千葉・茂原市・長生・夷隅地区実行委員会は、茂原市体育館広場で集会を開き、83人が参加しました。同地区はイージス艦と衝突して沈没した「清徳丸」が所属する新勝浦市漁協に最も近い地域だけに、消費税増税中止を求める決議とともに、イージス艦衝突事件の真相究明を求める「特別決議」を採択しました。
  集会では「責任逃れをしている場合じゃない」など、真相を隠す政府・防衛省を厳しく非難する声が相次ぎました。
  参加者は、切実な要求をプラカードに掲げ、市内をデモ行進しました。

納税者にアピール
  ▽名古屋南部地区実行委員会は、熱田、中川、昭和の3税務署が開設する広域申告相談特設会場前で次つぎと来署する納税者に対して宣伝行動を実施。民商役員らが「横暴な税務調査と強権的な滞納整理をやめよ」と、納税者の権利を守る民商の元気な姿をアピールし、全国商工新聞の購読を呼びかけました。
  熱田税務署への申し入れでは、総務課長が宣伝の中止を要求しましたが、「公道上での宣伝。何の迷惑もかけていない」と抗議し、宣伝を続けました。

「民商さすが」の声
  ▽奈良県実行委員会は、奈良公園で集会を行い、1500人が参加しました。デモ行進では「国保を引き下げよ」「増税許さないぞ」「後期高齢者医療制度は中止せよ」など元気よくシュプレヒコール。参加者からは「民商はさすが。こんなに人を集める力がある」「多くの団体に激励されて元気がついた」など、共同した運動の力を実感できる行動になりました。
  また集会に先立ち、県商工団体連合会(県連)も加入する「県国保よくする会」と奈労連など大運動実行委員会は、奈良駅前で12団体、約100人で昼休み集会を開き、県庁までデモ行進。県に「1世帯1万円の国保引き下げを求める署名」第2次分の1万8705人分(合計3万6272人)を提出しました。

増税絶対許せない
  ▽兵庫・明石・神戸西地区実行委員会は、明石公園で集会を開き、1250人が参加しました。
  参加団体による「1分間発言」では、明石民商の平田史代さん=鮮魚=が「消費税の増税なんて絶対許せない」と力強く発言。
  デモ行進ではプラカードや、風船を手に元気よくシュプレヒコールしました。

納税の緩和措置を
  ▽沖縄中部集会には、沖縄民商の会員400人が参加。デモ行進では手作りのプラカードで中小業者の実態を訴え、相次ぐ米海兵隊の婦女暴行に対しても「許さん」「いいかげんにしろ」「日米安保条約反対」と怒りのを声を上げました。
  沖縄税務署への集団申告では、総務課長に申し入れ書を手渡し、「身銭を切って消費税を払っている。消費税増税をやめ、納税の緩和措置を認めよ」と切実な思いをぶつけました。
   
         
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