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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第3266号6月5日付
相談は民商へ
 
 
税金 徴税攻勢
 

払いきれない消費税 換価の猶予で安心分納 相談し申請書作成=大分・豊肥民商

 「消費税の負担が重くて一括で納められない」との声に応えて大分・豊肥民主商工会(民商)は申請型「換価の猶予」の活用を広げています。認められた会員からは「延滞税も引き下がり、これで安心して分納できる」と喜びの声が上がっています。

簡単にできた=Yさん
 Yさん=レンタルDVD店=は4月11日付けで「換価の猶予許可通知書」が届き、30万円の消費税を6回に分納することが認められました。
 Yさんは3年前に独立開業。知人から「民商がいいよ」と勧められて入会。記帳を学び申告書を作成することができるようになりました。
 初めて消費税を納めた昨年は一括で納めたものの、今年は売り上げ減少で資金繰りが厳しくなり、「一括ではとても納められない」と民商に相談。「換価の猶予」制度があることを聞き、延滞税が減額され、差し押さえをされずに消費税を分納することができることを学びました。
 申請用紙を国税庁のホームページからダウンロードし、6回の分納計画を立て、事務局員のアドバイスを受けながら申請書と財産収支状況表を作成し、3月30日、税務署に提出。2週間足らずで、希望どおりの分納が認められました。「手続きはこんなに簡単でいいの?って感じだった。民商に相談して行ったから、やりやすかった」とYさんは話しています。

初めての申請=Tさん
 Tさん=養豚=も4月11日に「換価の猶予」が認められ、74万5600円の消費税を4回で分納に。「書類は日付の訂正はあったけれど後の内容については『何も問題ありません』って言われた。初めての申請で、税務署は『厳しい、怖い』ってイメージだったけれど、書類さえちゃんと書けば問題はなかった」と自信をつけました。
 Tさんは、昨年は今年とほぼ同額の消費税を一括で納付。今年は8月に「中間納付」をしなけれならず、「負担が重い」と民商に相談し、「換価の猶予」を申請しました。
全国商工新聞(2017年6月5日付)
 

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