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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第2946号 10月11日付

税金 徴税攻勢
 

払いきれない消費税 売掛金の差し押さえを回避=群馬・高崎

 消費税の納税が困難となり、税務署から売掛金の差し押さえ通知を受けた群馬・高崎民主商工会(民商)のYさん=建築機械修理=は9月21日、「納税の猶予」の不許可処分が決定した後も粘り強く交渉し、「換価の猶予」を実現。差し押さえを回避させました。Yさんは、「民商に相談してよかった」と喜んでいます。

 Yさんは、公共事業減少の影響で売り上げが激減。2年前に多額の売掛金が回収不能となったことをきっかけに消費税など200万円が滞納になりました。
 高崎税務署は今年4月、「差押予告書」を通知。取引先にも通知書を送り、Yさんの売掛金を差し押さえる準備を進めていました。
 困ったYさんは、ポストに入っていた民商チラシのことを思い出し、民商に入会して相談。民商の仲間とともに税務署へ行き、「納税の猶予」を申請しました。
 しかし税務署は、Yさんの会社(法人)の状況を調査した結果、「納税の猶予に該当するような売り上げ、または利益の減少はない」として、猶予不許可に。
 納得のいかないYさんは、民商の仲間とともに税務署交渉し、長期未回収の売掛金が1000万円以上あって税金が払えないことや、誠実に分納する意思があることを粘り強く説明しました。
 交渉の結果、社長自身が担保になる個人保証(実質的には担保なし)という形で「換価の猶予」が適用され、月3万円の分割納付を認め、差押処分も回避されました。

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