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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第2935号 7月19日付
 
税金 徴税攻勢
 

納税者の権利学んで税務調査の是認かちとる=広島

 広島民主商工会(民商)のYさん=着物・宝石販売=は先ごろ、税務調査で是認をかちとりました。「終了するのに6カ月かかったが、仲間にも助けられ何とか無事に乗り切れることができた」と喜んでいます。
 昨年11月に20年ぶりの税務調査を受けたYさん。「赤字続きでやりくりしているのに、何で税務調査なんだ」と怒りが収まりません。
 すぐに民商に連絡し、大河支部主催で「事後調査対策会議」を開きました。参加した民商会長の山持寛さん=造園=は「不況で大変な時に、仲間に税務調査が発生した。みんなの力を貸してもらいたい」と訴え。「納税者の権利」などを学び、経験者が具体的なアドバイスをしました。
 昨年12月の2回の調査には延べ7人が立ち会いに駆けつけましたが、南税務署の調査官は立ち会いを拒否。「不況時の調査は納税者の負担が大きい。調査理由を開示し、営業妨害の反面調査をするな」と強く申し入れました。
 これに対し署員は3回目の調査で、「07年の売り上げを確認したい」と理由を開示。Yさんは、年明けの1月26日に07年の帳簿と資料を提示しました。
 そして、4月26日に税務署から「申告どおりで何もありません」と連絡があり、是認をかちとりました。
 6月19日に開催された大河支部総会で、「税務調査を無事に終了することができた。仲間の立ち会いは是認の大きな力になったと思う」と笑顔で報告したYさん。支部の仲間も共に喜びました。

   
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