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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第2924号 4月26日付
 
税金 徴税攻勢
 

市と交渉し預金の差し押さえ解除に=大阪


 市・府民税の滞納を理由に、従業員の給料を含む90万円の預金を差し押さえられた大阪・平野民主商工会(民商)のKさん=建設=は先ごろ、市税事務所と交渉し、差し押さえを解除させました。3人の従業員に給料を支払うことができたKさんは「明日が給料日という時に差し押さえられ、困っていた。民商や議員の力を借りて解決できてよかった」と話しています。
 Kさんは、大手ゼネコン会社の3次下請けで、仕事はあるものの、安い単価で従業員の給料を払うのがやっとの状況に。税金の支払いまで資金繰りがつかず、5年分の市・府民税と延滞金で200万円が滞納になりました。2月10日、市税事務所に預金化された75万円の売掛金と15万円の預金を差し押さえられました。
 困ったKさんは民商に相談。民商はすぐに日本共産党の稲森豊市会議員に連絡を取り、あべの市税事務所に問い合わせてもらいました。
 「滞納があっても、給料は差し押さえ禁止財産である」ことを知ったKさんは、3人の従業員に事情を話し、全員に請願書を書いてもらいました。
 さらに2月14日、夫婦で市と交渉。差し押さえを解除してもらうことができました。
 滞納税金については相談しながら納めていくこととし、延滞金についても減免を要求していくつもりです。


   
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