第15回全国業者青年交流会迫る
出会いと成長の場 多くの参加を

全国商工新聞 第3327号9月10日付

 「2年前の業者青年交流会に参加して、仕事のつながりができたし、同世代の仲間が頑張っている話を聞いて刺激になった」「自分の民商青年部でも魅力ある交流会をやってみたいと思った」-。多くの業者青年に、新たな出会いや人生の転機となる交流を広げる機会になってきた「全国業者青年交流会」。15回目となる今回は、9月23、24の両日、北九州市で開かれます。
 「仲間・同業・原点・笑い・学び・『』×あえる~一歩踏み出さんと? 来ないと損するバイ~」をテーマに、学び、笑い、商売のヒントが得られ、参加者が主体的に関われる企画です。
 1日目は11の分科会からスタートします。テーマは事業計画づくりや税務調査対策、女性限定の「レディ・カフェ」、営業スキルアップに従業員教育、地域とつながるイベントづくりなど。移動分科会は北九州市の事業「スタートアップ支援」の現状を視察します。夕食会・名刺交換会・製品展示を通じて参加者の交流を深め、2日目の全体会は、「商売っておもしろい! 未来を開く業者青年トーク」と題したパネルディスカッション、文化企画「笑って学ぶ、商売人の知恵と心意気」では、落語も一席設けられます。
 交流会は業者青年にとって「大事な何か」に出会えるチャンスであり、その後押しが大事になります。各地では交流会に向けたプレ企画に取り組み、経営学習会やバーベキュー大会などを通じて、つながりを強め、交流会の参加者を広げています。
 九州での開催は初めてです。福岡県内では青年部からの要請に応え、財政支援をはじめ、民商会長が率先して参加を呼び掛けています。青年部の再建や新たに役員を引き受ける人も現れるなど、前向きな変化も生み出しています。小倉民商の青年部長は、市に後援や分科会の講師依頼のため足を運びました。北九州市長から歓迎メッセージが寄せられています。
 業者青年は民商に出会うことで社会に向き合い、考える力を高めています。交流会を通じて、商売と民商運動に力を発揮できるよう、参加を応援する取り組みを強めましょう。
ページの先頭