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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3060号2月25日付
 
青年部
 

青年部の魅力深め 全民商に確立めざす=全青協第2回幹事会

 全商連青年部協議会(全青協)は9、10日の両日、東京都内で第2回幹事会を行い、38人が参加しました。4月、5月の全商連・地方別活動交流会の成功をめざして、青年部運動を飛躍させるための決議と第37回総会のまとめ、同総会と第12回全国業者青年交流会の決算を採択。分散会や全体会の議論を通じ、活発な青年部運動が交流されました。
 雨松真希人全青協議長が「総選挙で政権は変わったが、中小業者政策を豊かにするためには、全青協をより大きくすることが重要」とあいさつし、全国の青年部の代表としての幹事の役割を確認。活発な議論を訴えました。下杉陽介事務局長が決議案を提案。早急な対象者名簿の作成や訪問対話の強化、3人以上集まって青年部長をつくるなど、すべての民商に青年部を確立するための具体策などを提示しました。菊池大輔全商連副会長が講演し、時代の変化に対応してきた経営努力に、共感が広がりました。
 3会場に分かれた分散会では決議案について討議。「自分がなぜ入っているのかを考えれば青年部の魅力が分かる」とそれぞれの思いを話しました。「何でも話せて励まし合える仲間ができた」「先輩が民商で相談し融資を受け事業を続けられたのを見て、頼るならここだと思った」などの経験が出され青年部の魅力が深まりました。
 二日目の全体討論では、「対象者を調べたら328人いた。そこに当たっていく」(北海道)など地方別活動交流会に向けた青年部建設の動きが出ていることが報告され、「県交渉に県青協として要望を出した」(香川)、「婚活パーティー『民婚』に60人」(岩手)など多彩な活動も紹介されました。また、「幹事会を定例化した」(千葉)、「県でも交流会を開催した」(愛知、兵庫、宮崎)など昨年の松島での全国業者青年交流会を力にした運動の広がりが確信に。長野県青協が作成した青年部員の活動内容が分かる「青年部紹介横断幕」の活用が話題になり、「参考にしたい」と話題が盛り上がりました。
 下杉事務局長は幹事会のまとめ報告として「青年対策に民商からも注目が集まっている。業者青年に全国的な会議に出席してもらい、地元の活動を活気付けてほしいという活動交流会のメッセージをつかんで各県青協で青年部長の確立を進めよう。訪問対話用の聞き取り用紙・チラシを活用し、申告期を攻勢的に捉え仲間を増やそう」と呼びかけました。

全国商工新聞(2013年2月25日付)
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