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  トップページ> 共済会 > 全国商工新聞 第3026号 6月11日付
 
共済会
 

集団健診結果まとめ 健康悪化浮き彫り=愛知・尾北

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集団健診の結果をまとめ、共済会を大きくしようと話し合った定期総会

 「“異常なし”はわずか5%。いのちと健康を守る共済会を強く大きくしよう」―。愛知・尾北民商共済会はこのほど、春の集団健診の結果をまとめ、中小業者の健康が脅かされている実態と「早期発見・早期治療」の大切さが明らかになりました。
 集団健診は年1回行っているもので、4月8日に実施した今年の健診には60人が受診しました。参加しやすい日曜日に設定し、共済会役員などが声かけを強めました。結果をまとめてみると…。
 「要治療」の判定を受けた人は、最悪だった昨年よりは減少したものの、全体の40%(昨年は53・8%)を占めました。そのほか「要精密検査」「要指導」の結果を合わせると、全体の82%にも上りました。逆に「異常なし」はわずかに5・5%(昨年は1・9%)という結果に。昨年と比べて多少の改善は見られるものの、受診者のほとんどが何らかの体の異常を指摘されました。
 受診者の年齢構成が60歳以上が52・7%と最も多いこともありますが、中小業者の健康状態が悪化していることが浮き彫りになりました。
 「要治療」の判定で多かったのは、血液一般14人、脂質代謝12人、高血圧7人、肝機能障害6人など。メタボ判定では予備軍を合わせると34・6%に上りました。
 今回の健診結果を受けて、尾北民商共済会理事長は「健康診断を受けた人の95%が、何らかの異常を指摘されており、業者の中での健康状態の悪化は深刻。今度は、早期に治療するよう呼びかけたい」と語っています。

全国商工新聞(2012年6月11日付)

   
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