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  トップページ > 共済会 > 全国商工新聞 第2828号 4月28日付
共済会
 
  攻撃はね返す力を大きく
全商連共済会が第4回理事会
全会員加入の大運動を推進
より民商らしい共済必ず
 
   
   全商連共済会は12日、13日の2日間、都内で第4回理事会を開き、6月に開く第19回定期総会方針案や理事会決議案などを全員一致で採択=決議は別項。この間の保険業法の不当な攻撃をはね返す運動に確信を持ち、6月1日から20日までを全会員加入推進の「大運動」期間として全力を挙げて取り組むことを決めました。

全会員加入で総会を迎えようと話し合った理事会
 あいさつをした鎌田保理事長は、保険業法のたたかいで「適用除外」や4野党合同で「経過措置期間の延長」を求める法案が国会に提出される状況をつくり出したこと、金融庁との交渉で制度改善について「団体自治には干渉しない」との回答を引き出してきたことを指摘。「今こそより民商らしい共済運動への発展が求められている。総会に向け、全会員加入の運動を成功させることがカギ。よりよい共済会をつくるために奮闘しよう」と強調しました。
  木村正則常任理事が第3回理事会以降の活動報告をし、第19回総会方針案、決議案、財政報告など提案。制度改善などについて来年、臨時総会を開くことも提起しました。
  活動報告では、保険業法の取り組みで署名は115万を超え、27県で懇話会を結成、適用除外などを求める意見書の採択自治体は89に上るなど他階層にも共感を持って受け止められていることを紹介。政府が国民のいのちと健康を見捨てる政治を推し進める中、全商連共済会の役割がますます重要になっていることが強調されました。
  分散会では「保険業法のたたかいは民商共済会とは何かがあらためて問われた取り組みだった。共済つぶしを許さないためには拡大でと、目標を超過達成。支部・班に共済係もつくり、さらに総会に向けて新たな目標を掲げ頑張りたい」(新潟)、「自治体の健診が様変わりしたが、特定健診に交渉で新たな科目を追加させた。機敏な行動が大切」(大阪)、「初めて集団健診に取り組んだところで45人が加入。いかに安心して受けられる健診が求められていたか分かった」(沖縄)など、共済会の魅力、値打ちが出されました。また「大運動の提起はありがたい。同時加入と合わせ、未加入の会員に働きかけを強めていきたい」(北海道)と決意も述べられました。
  代表発言では「附則加入者に支部の役員が粘り強く訪問対話し、移行へ成果を挙げている。共済会の制度の素晴らしさを語ることで同時加入をかちとっている」(京都)、「業法のたたかいは拡大ではね返そうと、目標を超過達成し、同時加入を成功させた。今は政治を語り共済会を語るチャンス」(長崎)、「医療機関から特定健診の取り組み拡大へ一緒に運動してほしいとの要望が届き、一歩踏み出して運動する必要を痛感」(佐賀)、「まず附則会員をなくそうと必死に取り組み、目標を達成。拡大の重要性を痛感した」(和歌山)と、全会員加入・「移行」を積極的に進めてこそ、民商らしい共済会となることが強調されました。
  まとめを行った木村常任理事は「すべての会員が加入することで助け合いが豊かになる。全会員加入をやりあげる決意を固め合った。加入率を引き上げて総会を迎えよう」と訴えました。
 
     
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