第15回中小商工業研究交流集会 @shizuoka ――――――――――――――――

  HPニュース <bQ> 2007年8月3日
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参加申込みの締切が7月31日ということで、さまざまな方から問い合わせがありま
した。当面、定数になるまで受け付けますので、積極的に申し込んでください。
参院選の結果は、経営環境の改善と経営力強化の運動を強めることが、ますます重要
であることを示しています。第15回全国商工交流会を大きく成功させましょう。
●ニュースの目次●
*マスコミ12社が後援を承諾
*参加目標をめざし、各地でとりくみ
*パネルディスカッション−パネリスト紹介 A「広げる」
*基礎講座の内容紹介−「変化に対応した金融」

☆マスコミ12社が後援を承諾
5月、マスコミ各社などに後援・取材要請をおこない、懇談もして「真面目な企画なの
で報道したい」などの返事が返ってきています。この間、マスコミ2社から後援承諾の
回答が届き、後援団体は12社になりました。

▼テレビ・ラジオ局=静岡朝日テレビ、静岡第一テレビ、静岡放送、NHK静岡放送局
▼FMラジオ局=静岡エフエム放送
▼新聞社=静岡新聞社、中日新聞東海本社、産経新聞社静岡支局、毎日新聞静岡支局、
日本経済新聞社静岡支局、朝日新聞静岡総局、読売新聞静岡支局

☆参加目標をめざし、各地でとりくみ―中心商店街の理事長、事務局長も参加
参議院選挙の投票日が申し込み締め切り直前で、本格的なとりくみはこれから・・・という
状況もあります。県連の経営対策部や役員会で議論し、今後の運動を発展させるため目
標をもってとりくむことにしたところもあり、地域で運動をすすめる仲間や議員のみな
さんにもぜひ参加してもらえるよう、夏休みに入る前に、もう一回り、参加の呼びかけ
を広げましょう。
高知からは大型店出店阻止の運動でできた結びつきを生かして、高知市の中心商店街、
協同組合「帯屋町筋」の理事長と事務局長が参加します。
長野県連では目標30人に25人まで決まり、あと5人は今週中に、神奈川でも大型バ
スで参加を募っています。大阪では150人、兵庫からは102人の参加目標を掲げて
奮闘しています。

☆パネルディスカッション−パネリストを紹介します
A「広げる」−ネットワーク

☆荒井潔・(有)日拓精工(*商工新聞(7/30付号)参照)

☆佐藤元相・フォーラム・アイ(*商工新聞(6/18付号)参照)

☆芝 忠・神奈川異業グループ連絡協議会事務局長
神奈川異業グループ連絡協議会は1984年、県工業試験所にて23団体で発足、現在は約40団体
が参加。全国の連合体34の最古参。「まんてんプロジェクト」など航空・宇宙部品づくり、
公的補助金獲得支援、商店街活性化など新しい視点による事業化促進プロジェクトを次々に
誕生させている。

☆コーディネーターは植田浩史・慶応大教授。
この間、各地の中小企業振興条例について検証。「モットーは、現実と歴史から学ぶという
こと。現代の経済や社会が抱えている問題や課題を見出していくとともに、現実が生み出さ
れてくる背景を歴史的に捉え、考えていくことを大切にこれまで研究をしてきました」と語
っています。『現代日本の中小企業』岩波書店、2004年など著書、共編著多数・

☆基礎講座「変化に対応した金融」
講師:植草克己・金融労連東京地連・中央執行副委員長
政府系金融機関の解体、信用補完制度の改悪など金融をめぐる情勢が大きく変化しています。
地域経済を振興する立場で金融機関の果たす役割にもふれながら貸し手側から見た中小企業
経営と資金繰り、また経営分析の視点について学びます。
〔1〕協同組織金融機関の歩みと地域経済−発展と現状、金融機関に求められる地域経済の役
割、最近の情勢(多様化する商品、消費者金融との協調)
〔2〕借り手側と貸し手側
*企業のランクアップ:@債務者区分、A自己資本比率、Bキャッシュフロー、C資金繰り、
D経営改善計画、E中小企業の評価、F貸し手側に求められるもの〔担保主義から企業内容
に〕〔利潤追求より企業育成を〕
   *金融の理想

☆実行委員会団体−全国金融労働組合連合会(金融労連)とは−
2006年9月に地銀連・銀行労連・全信労の金融3単産がそれぞれ50年を超える歴史をふまえ、
業態をこえて組織合同し、発足。60単組が加盟する組織です。
今回、商工交流会実行委員会に加盟。基礎講座の講師と第16分科会「地域金融の確立と信用
補完制度」の座長を引き受けています。
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