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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第3087号9月16日付

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婦人部
 

署名広げ 仲間増やし 決起集会成功を=全婦協

 全商連婦人部協議会(全婦協)は8月31、9月1の両日、都内で第1回幹事会を開きました。所得税法第56条廃止を求める運動をさらに強め、100万人署名の達成と第13回業者婦人決起集会(10月11日開催)を成功させ、業者婦人の要求実現と仲間づくりの運動を進めようと討議しました。また、自民党がたくらむ、消費税増税や社会保障の切り捨て、憲法改悪、TPPなど悪政の暴走を食い止めようと決意を固め合いました。

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全婦協幹事会で「増税中止、56条廃止へ全力を」と呼びかける大石会長

 大石邦子会長が開会あいさつ。参院選の結果にも触れ「56条廃止を求める署名と消費税増税中止の署名を同時に進め、商売を続けるために日本列島騒然となるよう運動に全力を」と呼びかけました。
 一橋大学名誉教授の渡辺治さんが「参院選の結果と安倍政権のねらうもの・対抗する運動の課題」をテーマに講演しました。小林淳子事務局長が決議案を提案しました。
 2日目の分散会ではこの間の運動を交流し、決議案を深め合いました。
 決起集会へに向けて、「56条廃止、増税中止の署名と一緒に、共済会の案内や健康アンケート、原水爆禁止世界大会に向けての折り鶴用の折り紙を入れて部員に配った」(愛知)などの取り組みが報告されました。
 要求運動では「56条の理解を議員に広げるとともに新しい女性団体に働きかけている」(長崎)、「社会保険料の強権的な取り立てが増えている」(岐阜)などの報告がありました。
 全体会討論は2日間で11人が発言。「参院選勝利を力に決起集会に向けて56条廃止の署名を集め、国会に届けたい」(京都)「地元の朝市で、初めて署名行動に参加した部員も生まれている」(宮崎)など各地の活動を交流しました。
 幹事会後、JR御茶ノ水駅前で消費税増税中止を求める署名行動に取り組み、59人分の署名が集まりました。三役を先頭に、全国の業者婦人が増税中止を力強く訴えました。

幹事会で決めたこと
1、業者婦人の役割を語り、強く大きな婦人部を
 婦人部は仲間が集まり、商売や暮らしの問題を解決しながら歩んでいます。すべての民商に婦人部をつくります。全国業者婦人決起集会をめざし、会員比6割の婦人部づくりを全国の目標とし、結成40周年の節目となる全婦協第30回定期総会を増勢で迎える構えをつくり出します。
2、学習し、役員会の定例開催で活力ある婦人部活動を
 婦人部活動の意義を確認し、全部員を大事にした運動実践のために「婦人部活動の手びき」を繰り返し学びます。全婦協の決議は多くの部員が集まって一緒に読み合わせ討議します。
3、商工新聞をよく読み、暮らしや営業発展の力に
 困難を乗り越え、前向きに頑張る中小業者の姿を伝える商工新聞は商売の力になります。経営や暮らし、権利の問題など、各地の仲間の経験や工夫、活動を自らの糧にします。商工新聞を持ち寄り、お互いの問題意識や感想を出し合って深め活用します。
4、民商・共済・青年部と相互の理解を深め、組織拡大を
 新たな婦人部づくりや、56条廃止をはじめ要求実現を求める自治体への働きかけでは民商とも相談し、必要な援助・共同を求めます。業者婦人の健康問題は切実です。共済と懇談・協力し「助け合いの共済制度」を学びながら検診を推進し、仲間増やしにつなげます。若い業者婦人の要求をつかむため、青年部との協力を大事にします。

全国商工新聞(2013年9月16日付)
 
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