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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第2970号 4月11日付

婦人部
 

仲間に思い寄せ救援活動

 「震災で被災した仲間を励まそう」―各地の県商工団体連合会(県連)婦人部協議会、民主商工会(民商)婦人部は、救援募金や支援物資を集める取り組みを広げています。一人ひとりに心を寄せたメッセージを添えて被災地に送るなど、励ましています。

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被災した仲間を思い救援活動を訴える佐世保民商婦人部

街頭募金 被災地に資金を=長崎・佐世保民商婦人部
 長崎・佐世保民商婦人部は3月18日、佐世保市内の四ヶ町アーケードで東日本大震災の救援募金活動を行い、婦人部長をはじめ婦人部三役、事務局員など13人が参加。9万4554円の募金が集まりました。28日には婦人部三役が街頭で集まった募金を佐世保市農水商工部に届けました。
 18日の行動では、1万円札や5000円札を募金してくれる人、ビニール袋に1円玉をたくさん入れて持ってきてくれる人など心温まる募金活動になりました。
 参加者は「震災で東北地方の民商の仲間も被災しており、事務所の倒壊や会員、事務局員の行方不明など大変な状況になっている」との思いで募金を訴えました。
 28日、佐世保市農水商工部では田崎勉部長をはじめ4人が対応。諸岡婦人部長は「募金を困っている被災地に届けてください」と手渡しました。
 民商でも、支部、班を通じ義援金を集めています。寄せられた義援金は全商連災害対策本部に直ちに送金することにしています。

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被災した仲間に宛てた東婦協の激励メッセージ

レディース支援物資と激励メッセージ=東京婦人部協
 「足を踏ん張って、仲間を信じ、支え合い助け合っていきましょう」―東商連婦人部協議会(東婦協)は3月28日、激励メッセージとレディース支援物資を宮城県連、岩手・宮古民商などに送りました。
 東婦協は、被災地の仲間を励まそうと、現地で不足している女性用の生理用品、下着、靴下、ハンドクリーム、歯ブラシ、トイレットペーパーなどの日用品、赤ちゃんのレトルト離乳食などを集めました。
 集まった物資は「Love From Tofukyo」(東婦協から愛を込めて)と応援メッセージをプリントした手さげ袋に詰めて送りました。
 都内の民商婦人部員から「希望を捨てないで、みなさんと協力していきます。民商の仲間が団結する時です」「応援しています。遠慮なく思いを口にして下さい」「我慢しないで、泣きたいときは思いっきり泣いて下さい。皆がついています。希望を持って生きましょう」「一日も早い復興にむけ、私たちも全力で支援を尽くします。ともに頑張りましょう」など、心強いメッセージが寄せられ、物資と一緒に現地に送りました。
 都内でも物資の品薄状態が続き、離乳食や生理用品などは「1人1点限り」など制限があるなか、「仲間のために」と複数店舗を回り、買いそろえました。

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本庄民商婦人部の救援募金に応える地元の高校生

助け合い民商今こそ=埼玉・本庄民商婦人部
 「助け合いの民商だからこそ、私たちにできることをやろう」―埼玉・本庄民商婦人部は3月15、22の両日、東日本大震災で被災した仲間のために救援募金活動をし、5人が参加しました。15日は1万7145円、22日は2909円の募金が集まりました。
 15日は、副部長を先頭に「募金をお願いします」と必死に訴え。お年寄りやサラリーマンが「少ないですが」と言いながらも応えてくれました。募金した主婦は「福島に姪がいる。子どもだけ本庄に連れてきたけど、看護士なので福島に戻った」と不安そうに話しました。
 22日も「人ごとじゃないよね」「みんなで助け合おう」と行き交う人に語りかけました。高校生たちが「頑張って下さい」と募金に応じ、励ましてくれました。
 参加者は「被災者の苦労は想像を絶するものがある」と自分のことのように思いながら募金活動をしました。
 その後、佐々木かほる副部長の知人が「被災者のために役立てて」と米をカンパ。励ましの手紙を添え、宮城県連に物資を送るよう手配。運送業の佐々木副部長の夫の力も借りて精米75キロを送りました。

全国商工新聞(2011年4月11日付)
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