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  トップページ > 国保・年金のページ > 国民健康保険 > 全国商工新聞 第3148号12月15日付
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国保料減免を実現 制度学び家計表示す=鳥取

 鳥取民主商工会(民商)のFさん=鉄工=は11月14日、鳥取市の国民健康保険(国保)条例を活用し、国保料の1万6500円の減免をかちとりました。民商の仲間から市の減免申請制度を教えてもらい、家計表などを粘り強く作成した成果です。

一気に4倍「払えない」
 長年商売を続け、親会社や地域からの信頼も厚いFさん。不況のため、ここ数年は赤字続きで年金を注ぎ込んで事業を継続し、ギリギリの生活をしていました。以前は一緒に働いていた息子も仕事が減少したため、やむなく働きに出て、生活を支えていました。
 しかし7月、息子が病気のために仕事を退職。Fさん一家の生活はさらに苦しくなりました。また、息子が社会保険から国保に移行したことにより、月々の国保料は従来の約5000円から1万9200円へと一気に4倍近くに。国保料は12万5900円にも上り、息子の病院代などの支払いも困難になり、分納せざるを得ませんでした。
 困ったFさんは、民商の仲間に相談。そこで市の減免申請制度を初めて知り、挑戦してみようと決意。資料をまとめて、月々の家計表や試算表などを作成し、減免申請しました。「書類を作るのは正直大変だった。しかし、商売で培ってきた負けん気で頑張った」と振り返ります。
 しばらくして、Fさんの手元に国保料減免の決定通知書が届きました。国保条例の減免規定「生活が著しく困難」に該当し納付金額の約13%、1万6500円が減免されました。Fさんは通知書を見て「民商の仲間に助けられた。頑張って良かった。成果を多くの困っている仲間にも伝え、勇気を与えたい」と話しています。

全国商工新聞(2014年12月15日付)
 

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