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国保改善求める署名4067人分を提出=北海道・北見

 「今年こそ、国民健康保険(国保)料の引き下げを実現しよう」-。北海道・北見民主商工会(民商)も加わる「北見市の国保をよくする会」は3日、第1次分として4067人分の署名を添えて、「国保制度の改善を求める請願」を北見市議会に提出しました。11人が参加し、日本共産党の2人と市民クラブ1人の3人が紹介議員となりました。
 北見市の国保料は、人口10万人以上の北海道の都市の中で最も高いのに、1人当たりの医療費は帯広市に次いで2番目に低い水準。保険証を取り上げられ、病院窓口で10割本人負担となる資格証明書の交付数も、札幌市に次いで全道2位です。
 昨年7月に結成された「よくする会」は、同年11月に1万1000人を超える署名を市議会に提出しましたが、国保料引き下げの請願は不採択に。今年度の国保料は1人平均年額約4000円も値上げされました。
 「よくする会」は7月17日に総会を開き、今年は2万人を目標に署名活動をスタートさせました。8月24日に行ったコープ清見店前での街頭署名宣伝では、民商からの3人を含む19人が参加。約1時間の行動で過去最高の400人分の署名が集まり、取材に来ていた北海道新聞の記者も驚いていました。同10日には293人分、同30日には232人分の署名が集まるなど反響は大きく、「年金は下がるのに国保料は値上げ。年寄りは死ねということか」「保険料は本当に高くて大変。頑張ってほしい」と、年配の夫婦や若い家族連れから怒りと期待の声が次々と寄せられ、署名用紙を持ち帰る人もいました。
 その他にも「町内会を訪問して集めた」「客に呼びかけて100人以上集めた」「知り合いの会社に署名を持参し、全社員に書いてもらった」などの取り組みが広がり、市内の病院や老人クラブに送った署名用紙も10人分、20人分と返送されてきています。
 「よくする会」は、9月下旬の第2次提出で1万人分の署名を市議会に届けようと、さらに署名の輪を広げる決意です。

全国商工新聞(2014年9月29日付)
 

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