高すぎる国保料下げよ・100人超で請願=大阪
大阪・八尾民主商工会(民商)も参加する「八尾市国保をよくする会準備会(準備会)」は6月16日、八尾市長に対し国民健康保険(国保)料の2年連続引き上げに反対する個人請願活動を行い、市民100人以上が参加し、1152人分の請願書を提出しました。
国保運営協議会で保険料の11%値上げ案が突然提案され、17日にも納付書が発送されようとすることに対し、緊急に抗議・請願しようと呼びかけたもの。
民商は、各支部の総会参加者や事務所に来た人に働きかけ、100人分の請願書を集めました。当日は市役所の前に長蛇の列ができ、おのおのが国保課に抗議を行いました。
今回の国保料引き上げが実施されれば、「夫婦2人、年所得200万円」の世帯で、年間32万4440円の保険料が36万840円に。その一方で、市の財政調整基金は62億円もあり、その4%強(約2億7000万円)を取り崩せば、値上げは不要です。
準備会は6月26日、市議会各会派に国保料値上げ反対の要望書を提出。働きかけを強め、7月本会議での値上げ中止をめざしています。
全国商工新聞(2014年7月14日付) |