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  トップページ > 国保・年金のページ > 国民健康保険 > 全国商工新聞 第3046号 11月5日付
 
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国保料滞納 差し押さえ解除さす=大阪・枚方交野民商

 国民健康保険(国保)料の滞納を理由に銀行預金を差し押さえられていた大阪・枚方交野民主商工会(民商)の森井茂行さん(仮名)=サービス=は先ごろ、民商の仲間と交野市に抗議し、差し押さえを解除させました。森井さんは「みんなのおかげで差し押さえが解除ができた」と喜んでいます。
 森井さんは05年から08年にかけて不況による営業不振が原因で国保料が払えなくなり、滞納額が70万円を超えてしまいました。しかし09年以降は、新たな滞納を生まないように納付し、滞納している国保料についても市と分割納付することで合意。約束した納付額を翌月分まで先行して納付するなど滞納をなくすための努力をしていました。
 しかし交野市は8月末、森井さんの了解もなく預金口座の十数万円を差し押さえました。
 直ちに森井さんと門田滋副会長らで市に抗議。市側は「分割納付の約束をしていたとしても、財産調査をした結果によって差し押さえる財産があれば差し押さえるのが当然」と強弁しました。
 森井さんは「分割納付を誠実に履行してきたのに、いきなり差し押さえはひどい。預金は体の不調で予定している入院に備えてのもの。解除してほしい」と怒りを込めて訴えました。門田副会長も「預金差し押さえというのは事業者にとって重大事だ。必要な説明を果たさず、いきなりの差し押さえは不当だ」と追及しました。
 抗議を受けた市は、差し押さえの解除を約束しました。

全国商工新聞(2012年11月5日付)
 
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