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  トップページ > 国保・年金のページ > 国民健康保険 > 全国商工新聞 第3039号 9月17日付
 
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国保料 5割減免など負担軽減 一斉申請で=岐阜北

 岐阜・岐阜北民主商工会(民商)も参加する「岐阜市国保をよくする会」は7、8月と3度にわたって国保料減免いっせい申請を行い、岐阜北民商からは50人が減免申請書を提出しました。減免を実現した会員からは「申請して良かった。本当に助かる」と喜びの声が寄せられています。
 Aさん=木工=は、年額で2割の減免が認められ、約5万6000円だった1回の納付額が約4万2000円に引き下げられました。Aさんは昨年末に国保に加入。固定資産割料(固定資産税額から算出される国保料)が大きく、年間約56万円の負担となっていました。「減免されても支払いは大変だが、本当に助かります」と話しています。
 スナックを経営するBさんは、すでに法定減免で5割軽減になっていましたが、苦しい営業の実態を訴えてさらに1割の減免を実現。1回の納付額5900円の支払いが5200円になりました。Bさんは「月700円でも減免されてありがたい。これからも努力して商売を続けて行きたい」と話しています。
 「年金を赤字の穴埋めに充ててなんとか商売を続けてきたが、9月に廃業することにした」と訴えたCさん=化粧品小売=も、5割減免が認められ、年額約20万円の国保料が約10万円に下がりました。
 一方で、「一生懸命に大変な商売の実情を訴えて減免申請書の理由欄にも詳細に記入したのに、1割しか減免が認められなかった」(バイク販売)という声も寄せられています。今後、あらためて市との交渉を行うことにしています。
 岐阜市の集団減免申請は、長年の改善運動の成果により簡素な手続きで認められ、毎年100人以上の減免を実現。減免要綱で「特別な事情」がある場合は市長裁量を活用し減免を認めさせていることも特徴です。
 昨年からは昼間の申請に参加できない人のために夜7時からの「夜間いっせい提出」を実施。「夜でも申請できるようになり、本当に助かった」と歓迎されています。また今年から、審査期間が2カ月から1カ月に短縮されました。

全国商工新聞(2012年9月17日付)
 
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