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トップページ > 金融のページ > 融資等 > 全国商工新聞 第2938号 8月 9日付

 
金融 融資等
 

無利子融資500万円・市小口資金制度活用=静岡・沼津

 静岡・沼津民主商工会(民商)のYさん=とび土木工事=は7月23日、沼津市小口資金融資制度(無利子)を活用し、500万円の融資を実現しました。記帳を担当するご家族の手記を紹介します。

 融資が実現してホッとしています。なんと言っても無利子というのが魅力です。利子の全額負担は沼津市では初めての施策だそうで、助かりました。
 08年10月のリーマンショック後、仕事が減り、資金繰りが厳しくなりました。今年に入ってからさらに仕事が減り、平日も休むようになりました。近所の人から「車があったけど、どうかしたの?」と聞かれ、「仕事がないから休み」と言うしかありませんでした。
 従業員は11人。仕事が戻ってきたときに働き手がなくては困るので、仕事がなくても雇用し続けました。従業員には「いつ休みになるか分からないから、仕事がある時は休まないように」と話し、夫には「体が休みなさいと言っているから休養日」と言ってきました。
 6月ごろから少しずつ仕事が正常に動くようになりましたが、資金繰りは依然厳しく、取り崩してきた蓄えが底をついてきました。そんなとき、民商ニュースを見て沼津市の小口資金があることを知り、7月1日、スルガ銀行本店に民商ニュースを持って500万円の融資を申し込みました。
 住民税と固定資産税の納税証明書と印鑑証明書を用意するように言われ、翌日、窓口に出向き、納税証明書の発行の手続きをしました。本人でないため、「委任状」が必要と言われ、家に戻って夫に記入してもらってからまた、窓口に戻って22年度分の納税証明書を発行してもらいました。
 ところが、銀行では「21年度分の納税証明書が必要」と言われ、また、委任状を持って窓口へ。必要な書類がそろい、13日に銀行から「静岡県信用保証協会の保証がとれた」との連絡が入り、20日にやっと融資がOK。23日に入金されました。納税証明書の発行に手間取り、職員の対応にも腹が立ちましたが、せっかく市がつくった無利子の制度融資。活用できるように頑張りました。

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