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トップページ > 金融のページ > 融資制度 > 全国商工新聞 第2880号 5月25日付

 
金融 融資制度
 

勇気もって!融資獲得運動を展開=富田林

昨年の4倍、実現相次ぎ
 大阪・富田林民主商工会(民商)では、今年に入って、昨年の4倍以上となる45件の融資申し込みが相次いでいます。この中には2回目の融資を実現したり、粘り強い説明で融資額のアップを実現した業者もおり、民商では「勇気をもって融資を申し込もう」と励ましています。

2回目の緊急融資実現
 2度目となる緊急融資を実現したのは、農機具の部品製造を営むMさん。
 昨年末に1000万円の緊急融資をうけたばかりのMさんですが、今年に入り得意先から突然、発注量が切られ、1月の売り上げは4分の1に激減。
 Mさんは民商に入会し、1800万円を保証協会に申し込みました。ところが「800万円しか出せません」との返事でした。
 Mさんは再度民商と相談。得意先に乗り込んで、今後の受注見通しの資料を集め、製品のカタログを独自で作製。保証協会との交渉では、集めた資料やカタログを示しながら、粘り強く資金使途などを説明しました。
 その粘り強さに保証協会も納得。1000万円の融資が実行されました。

ねばって説明 融資額アップ
 昨年最新のNC旋盤を導入したプラスチック加工業のUさんは融資額をアップさせた一人です。
 商工新聞を見て「税金の滞納があっても融資が出てるんや」と勇気がわいたというUさん。保証協会に400万円を申し込みました。
 ところが、保証協会は「この売上では100〜200万円が限度です」との回答。
 その後、Uさんは再度保証協会と交渉。「材料を抱えるためには、どうしても300万が必要」と訴え、後日、300万の融資決定の連絡がありました。Uさんは「これで商売が続けられる」と喜んでいます。
 
     
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