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小規模工事
小規模工事登録制度
創設求め各地で運動
小規模工事登録制度の創設を求め、市(背中を向けている)と交渉する桑名員弁民商
静岡・菊川市で実現
小笠・掛川民商 積極的な活用へ説明会

 静岡・菊川市は昨年1月近隣自治体と合併後、「小規模修繕参加登録制度」を創設しました。工事額は30万円未満です。
 小笠・掛川民主商工会(民商)は積極的に登録して活用していこうと、8月20日、22日の2日間、制度説明会を開き、ほかの自治体でも創設させようととりくみをすすめています。

要綱づくり検討中
三重・桑名員弁民商 市と交渉で回答

 三重・桑名員弁民主商工会(民商)は4日、「小規模工事受注希望者登録制度」の実現を求めて桑名市と交渉。水谷宏会計、岡本善真事務局長ら4人が参加し、市総務部長、契約調達課長らが応対しました。
 市側はペーパーカンパニーや施工能力がない不良不適格業者の排除をおこなうことも視野に入れて、制度の要綱づくりを考えている段階であると答えました。
 現在は入札参加指名登録制度があるだけで、この制度の場合、建築許可の取得や経営審査をクリアすることが条件となっており、随意契約が前提です。
 現行法を創造的に適用し、地元の中小業者に多くの工事を発注せよとの要求は切実になっています。

指名業者の公開
 情報公開で見ると、05年度では市発注の工事で10万円以上50万円未満は、1195件で3億7800万円、50万円以上200万円未満は84件で1億1300万円。市側は指名業者名の公開を約束しました。

市長が検討を約束
高知・香美郡民商 香南市に申し入れ

 高知・香美郡民主商工会(民商)は8月30日、竹内慶郎経営対策部長はじめ6人が参加し香南市に「小規模工事等登録制度」の創設を求めて申し入れました。仙頭義寛市長が「制度をつくる方向で前向きに検討する」ことを明らかにしました。
 民商では昨年の市長選挙の際、候補者に公開質問状を出したところ、仙頭現同市長から「創設する」との回答を得ていました。しかしその後、なんの動きも見られないことや、香美市では実現したことから、市に登録希望者の名簿(17人分)も提出して交渉したもの。
 市は「つくる方向で検討しているが、各部署に下ろして周知徹底する時間をいただきたい。商工会にも働きかけて要望書も出してもらうとやりやすい」と答えました。
 参加者は「工事額を100万円にしてほしい」「納税要件はなんとかならないか」と要望し、「つくった制度に問題があればまた要請に来る」と話すと、市も「1回で最善のものはできないので」と応じてくれました。
 
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