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  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第3212号4月18日付
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経営
 

中小業者をとことん応援・相談して良かった民商

 「記帳や決算を学びたい」「経営を伸ばしたい」「税金や社会保険料が払えない」―。そんな中小業者のさまざまな願いや悩みに応えて地域で活動しているのが民主商工会(民商)です。みんなで集まって話し合い、知恵を出し合って要求を実現しています。民商は中小業者の経営を応援する力強い味方です。入会した会員からは「民商に相談して本当に良かった」との声が寄せられています。

記帳学び経営改善=沖縄民商 比嘉真人さん・自動車整備・販売

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比嘉さん(左)と一緒に働く知念晟也さん

 父親の急逝により、沖縄県中城村にある「オートガレージ真」の経営を引き継いで12年。比嘉真人さんは「これまでは丼勘定で、経営を続けてこられたのは本当にラッキーでしかなかった」と振り返ります。
 3年ほど前から、顔見知りだった中城支部の比嘉剛支部長に誘われ、民商の支部の集まりで自主記帳、自主計算を学び始めました。
 「支部長から“この計算おかしいよ。この数字なら、ポルシェに乗れるぞ”と指摘され、“そこまでもうかってはいないけど、計算は間違ってない”と言い合ってた(笑)。土地、建物も自前だし、手元に現金もあるから“そこそこいい経営”をしていると過信し、一昨年まで国民健康保険税をマックスで支払っていた」
 しかし、学んでいくいうちに「経営のリアルな現実が分かって、怖くなった」と言います。
 「クルマ屋なんで、仕入れと売り上げが単純に出ない。一番大きいのは税金の立て替えで、たとえ手元に10万円あったとしても、本当に残るのは1万円とか1万5000円だと気付いた。以前、自分が思っていた数字の何分の一でしかなかった」
 今年の確定申告でようやく経営状況がつぶさにつかめるようになったという比嘉さん。設備投資すべきかどうかなど「経営の駆け引きがコントロールできるようになった」と話します。
 今では同業者が心配で「ちゃんと自主計算やらないとダメだよ」と声を掛けているという比嘉さん。「なんでも相談会」のチラシのポスティングなど、できる範囲で民商を増やす活動を手伝っています。

法人化し社保加入=大阪・東淀川民商 菅原淳史さん・内装工事

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民商で法人設立と社会保険加入を進め、着実に業績を伸ばし経営者として頑張る菅原さん

 20歳の時、独立開業した大阪・東淀川民商会員の菅原淳史さんは、建設業者に社会保険加入を求める動きが強まる中、民商に対応策を相談しました。
 法人設立と社会保険加入の準備を同時に進め、昨年6月1日、「株式会社ファイブ技建工業」を立ち上げることができました。
 まもなく第1期の決算を迎えますが、経営者としての能力を開花させました。
 パソコン記帳も始め、民商の仲間と一緒に試算表を作成し融資も実現。着実に業績を伸ばしています。

全国商工新聞(2016年4月18日付)
 
   

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