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決算書で経営分析 事業戦略に生かせる=埼玉・深谷民商

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決算書から経営分析を学んだ深谷民商の経営セミナー

 埼玉・深谷民主商工会(民商)は10月27日、経営対策セミナーを開催し、18人が参加。「経営分析の観点から決算書を見てみよう」と題し、第一経営の辻繁幸さんを講師に経営分析の初歩から学びました。
 まず、決算書について「貸借対照表は今まで蓄積してきた財産の状態であり、損益計算書はこの1年間のもうけ具合を示している」とし、それぞれの構成について解説がありました。そして、「もう一つの決算書」とも言われるキャッシュフロー計算書(現金の流れ)について触れ、「赤字でも倒産はしないが、資金が足りなくなれば倒産する」と資金繰りの重要性について説明がありました。
 次は経営分析について「攻める力・守る力」の二つに分けて解説。攻める力は、主に損益計算書から(1)収益性(2)生産性(3)成長性―について、守る力は、主に貸借対照表から(1)資金性(2)安定性(3)健全性―について、それぞれの指標の出し方とその目標値の解説がありました。
 辻さんは「経営分析は会社の健康診断であり、その診断により自分の商売の強み・弱みを知り、どうしてそうなったかを考え、今後の事業計画や戦略に生かしていきましょう」と締めくくりました。その後、参加者からの質疑応答。「分かりやすかった」「実際に分析してほしい」など感想が寄せられました。
 セミナーは一昨年から法人向けに開催。今回は個人事業主も視野に入れ企画しました。税金対策部会の会議の中でも「今までになく新しい人たちの参加があった」「今度はシリーズ化して開いていきたい」など感想、意見が出されました。

全国商工新聞(2015年11月30日付)
 
   

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