民商に入ってよかった
記帳・融資・経営・税金対策の悩み解決で商売元気に
マイナンバー対策も集まって話し合うから安心(大分・日田民商)
就学援助金の申請や税金・記帳など、何でも楽しく交流(岐阜・中濃民商)
「融資を受けたい」「"労災に入らないと現場に入れない"と言われたが…」「開業したい」―。そんな悩みを、地域で頑張っている自営業者が集まって知恵を出し、力を合わせて解決しているのが民主商工会(民商)です。全国に571の民商があり、税金や資金繰り、仕事おこしなど、さまざまな要求に応えています。「民商に入って良かったよ!」と実感している仲間の声を紹介します。
[労災加入]取引先に信頼され
木村 利彦さん=重機建設=宮城・石巻民商
「労災などにも入れて親会社との関係も良好」と話す木村利彦さん
宮城・石巻民商の木村利彦さん=重機建設=は、昨年6月の開業(従業員1人)と同時に民商に入会しました。初めての商売なので記帳も申告もよく分からず、どこに相談に行けばいいのか悩んでいました。友人から「商売のことなら民商がいいよ」と教えられ早速、相談へ。
申告はもちろん、事業主の労災保険(民商の労働保険事務組合の特別加入)の説明も聞き、入会と同時に加入。雇用保険や労災保険特別加入の証明書を発行してもらい、親会社との関係でも信頼を得ています。
幸いなことに事故はまだ無く、労災保険のお世話になっていませんが、民商で雇用助成金の情報や就業規則作成のアドバイスなども受け、「仕事に役立ち、本当にありがたいと思っています」と喜んでいます。
入会して1年ちょっと。支部の集まりや民商の総会に参加し、いろんな業者と知り合ったことも、事業主としてプラスになっています。
9月からは、妻のナルミさんも婦人部の役員となり、夫婦そろってさらに民商運動に力を発揮し始めた木村さん。「今ではなんかあったら、まず民商です。本当に入って良かったです」と笑顔で話してくれました。
全国商工新聞(2015年10月19日付) |