新規創業相談会開く 不安や疑問に応える=静岡・藤枝
「頼りになる」と好評だった藤枝民商の新規創業相談会
静岡・藤枝民主商工会(民商)は1月24、25の両日、「新規創業相談会」を開催しました。西野雅好会長をはじめ述べ12人が運営に携わり、2人の新規創業相談に応えました。
相談会用に作成した資料「開業に伴う諸準備と活用できる助成金等」で心構えや個人と法人の事業形態、許認可、人を雇用する場合の諸手続きの注意点などを事前に学習し、参加者からの相談に個別で対応しました。
飲食店を開業予定という30代の青年の父親が来場。不動産選びについて「出店するのに良さそうな物件を見つけたが、飛び付かずによく吟味しなければならないと思ってやめて、まだ探している」とのこと。地域をよく知る西野会長が「あの場所は大手資本が強いから、新規出店は難しいのでは」などアドバイスしました。また、おもちゃの輸出を商売にしようと考えている40代の男性からは、「昨年初めて白色申告したが、経費に算入できるものがどこまでかよく分からずに申告してしまった」など不安が出されました。
「不安が増すばかりなので、学びたくて相談に来た」「分からない点が分からない」などの声に一つ一つ丁寧に答えると、「何でも1カ所で聞けてとても助かりました」「頼りになるのでまた伺います」と安心した顔に。「何かあればまた民商へ来所してほしい」と声を掛けました。
今回の「新規創業相談会」は、これから地域で頑張っていく起業者を応援しようと開いたもの。会外の業者にも民商の良さを知ってもらう良い機会となりました。今後、若い開業希望者が目にするような広告を打っていく予定です。
全国商工新聞(2015年2月23日付)
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