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仲間と商売伸ばそう・各地で経営交流会

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仕事おこしをめざして集めている沼津民商商売繁盛研究会の「商売アピールシート」

商売繁盛研究会「アピールシート活用」=静岡・沼津
 静岡・沼津民主商工会(民商)は8月19日、沼津市内で商売繁盛研究会を開催しました。7人が参加し、仕事おこしのための商売アピールシートの活用などについて話し合いました。
 商売繁盛研究会は、昨年6月から月に一度開催しているもので、研究会リーダーのHさん=サービス=の提案で、「仕事を頼むときに会員の事業所に頼めるように」と「商売アピールシート」の作成を呼びかけています。
 今回の研究会では、兵庫民商のアピールシート活用が話題に。「市や町の小・中学校へ会員の商売を紹介したファイルを設置させてもらい、小規模修繕などの発注の際に活用している」という話に「私たちもぜひやってみよう」との声が上がりました。
 まずは商売アピールシートを50枚集めて、市や教育委員会と懇談することを決定。現在様々な業種から20枚ほど集まっているので、今後も班会などで積極的に呼びかけていくことにしました。
 初めて参加した会員からは「みなさんが真剣に語り合っている姿を見ていい刺激になった。またぜひ参加したい」との感想が寄せられました。
 民商では「それぞれ違う立場の会員が集まって、さまざまな角度から意見が交わされる商売繁盛研究会は、自分一人では思いつかなかったアイデアをもらえる場。多くの人に参加してほしい」と呼びかけています。

商売の苦労や夢語る 第2回経営セミナー=神奈川・戸塚
 神奈川・戸塚民主商工会(民商)は8月21日、民商事務所で原宿支部のNさん=内装=を講師に、第2回経営セミナーを開催しました。建築塗装、鉄筋、自動車電装など9人が参加。「異業種の集まり」である民商の強みを生かしたセミナーとなりました。
 同セミナーは6月に「異業種の経営のノウハウや仕事のヒントを学んで仕事に生かそう」と始まったもので、今回で2回目。
 北海道出身のNさんは高校卒業後、上京して藤沢の企業に就職。紆余曲折の後、ハウスクリーニング業を経て現在の内装業に至ります。
 最初は経験もなく何も分からない状況で、「50軒以上の不動産屋に電話をかけて営業、売り込みをした」ことなどの苦労話を披露。「技術向上、同業種などの仲間と交流を深め、少しずつ信頼を得ていくことが自営業としての第一歩だった」と語りました。
 そうした経験の中で、「苦しい時や忙しい時にこそ、お客から信用を得る丁寧な仕事が大切で、それが次の仕事につながる」と強調しました。
 講演後の交流会では、「サラリーマンと違い、明日が見えない商売に不安はなかったか」「将来の目標は」などの質問が出され、「最初のころは仕事がなくて不安もあったが、自分を信じて仕事に取り組んだことが今につながっている」「将来は人を雇用し、仕事を広げていきたい」と意欲を語りました。
 民商では経営セミナーを継続させ、「お互いの商売と人生、経営の工夫を語り合えるようにしていこう」と話し合っています。

全国商工新聞(2014年9月15日付)
 
   

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