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経営計画策定学習会 業界情報交換し、目標を設定=岩手・一関

 岩手・一関民主商工会(民商)は5月8日、「経営計画策定学習会」を開催し、先の「グループ補助」で交付決定を受けた会員を中心に、15人が参加しました。3月末に金融円滑化法が終了し、各金融機関が融資に係る審査を厳格化している情勢を踏まえ、明確な経営計画の策定をもって貸し渋りを打開するとともに、将来における経営の発展をめざすことを目的に企画されたものです。
 学習会は二部構成。前半は参加者が「商業グループ」と「建設関連業グループ」に分かれ、それぞれの業界について情報交換し、共同受注体制の構築など、連携を力とした経営発展の可能性について協議しました。
 後半では、前半の分散会で得られた経営のヒントをもとに、経営計画書の策定にそれぞれが挑戦しました。
 参加者はまず、配布された「事業計画策定シート」に自らの営業における強みと弱みを記入します。SWOT分析(別項)を行った上で、民商役員によるアドバイスを参考に、短期、長期の目標を設定、計画のとりまとめを行いました。
 事業計画の作成とともに、3年間の収支計画、資金繰り、業種における振興施策についても学びました。参加者は「経営計画書をつくることの利点が分かった」「もっと理解を深めたい」などと感想を述べました。
 学習会の企画・運営にあたった酒井清之助常任理事=輸入雑貨販売=は、「貸し渋りを打開するにしても、新たに販路を拡大するにしても、自らが経営計画書を作り、商売におけるビジョンを明確にしておくことが重要になってくる。1人でも多くの会員が、計画を策定できるよう、今後も多彩な活動を行っていきたい」と話しています。

業務計画策定シート

▼SWOT分析…自らの商売の強み、弱み、好機、脅威を評価するために用いられる事業計画作りの手法

全国商工新聞(2013年6月17日付)
 
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