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  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第2893号 8月31日付
 
経営
 

「悩み話せてよかった」と好評の何でも相談会=岐阜

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真剣に悩みごとを聞き、相談に乗る西濃民商の役員ら(こちら向き)
 岐阜・西濃民主商工会(民商)の不破・揖斐・神戸の3支部は7月18日、合同で「なんでも相談会」を開催しました。
 会場の外や玄関入り口に「なんでも相談会」の看板を設置。事前に3支部の地域へビラ4万350枚を新聞折り込みし、手まきで1000枚配布しました。
 不破支部の役員6人が会場を準備。30分前から訪れた人や何度か会場前を行ったり来たりする人など、相談者は7人でした。
 「消費税15万円を滞納して」と切り出した金属加工業者は、10年前に親が民商に入っていたけど、自己破産して民商を退会。その後、娘さんが事業主となり、税理士に任せていました。この大不況で、税理士への毎月の顧問料2万1000円が払えず、もう限界と思った矢先に民商の「なんでも相談会」のビラが目に留まりました。「悩んでいたことを全部話せて良かった。まずは安心」と入会しました。
 開業するために訪れた相談者は、書類を調えて後日、民商事務所で入会して相談することに。相談者の4人は借金返済などの多重債務でした。多重債務解決のための「民商つくしの会」や「西濃れんげの会」を紹介。解決への一歩を踏み出しました。
 不破支部所属の小林正宏副会長は「近所の人が相談に来て、やりにくかったが、正直に悩みを打ち明けてくれて良かった」と、地元から3人の相談者があったことにびっくり。不破支部の新支部長の平塚敏彦さんは「きょうは仕事だったけど、外注先に頼んで参加した。かえって高くついたけど本当に良かった」と話し、午後からの消費税増税反対の署名行動にも参加して一汗流しました。
   
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