全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第2872号 3月23日付
 
経営
 

仕事獲得のヒントを学ぶ交流会が人気

PHOTO
仕事獲得へのヒントが得られたと好評だった葛飾民商の経営交流会
 「仕事おこしのヒントを得られた」―。東京・葛飾民主商工会(民商)は2月25日、「仕事を待つ」のではなく、「仕事をおこしていこう」と民商会館で経営交流会を開き、32人が参加しました。
 交流会のゲストスピーカーは渋江支部のAさん=金属加工=。原発関連部品など精密加工を手がけて40年、その技術には定評があります。
 大手の製造会社から仕事をもらっていたものの2年前、担当者から「仕事を減らす」と言われ仕事のやり方を大きく転換、自ら足を運んで営業を開始しました。その一つがパソコンメールの活用。昨年2月には関連会社に40通のメールを配信し、3件からメールが帰ってきて商談につながりました。受発注商談会などにも積極的に参加するなど、次つぎと仕事を獲得し今年に入って4社から仕事を受注しています。
 受発注情報交換会に参加して、名刺交換した会社には時間をおかずにアポをとり、訪問して自分の仕事を説明します。この時に大切にしていることは、「技術が良いのはどこも一緒、相手先のブランドを大事にすること」。さらに、「そこに付加価値を付けられるような仕事をする」ことです。人脈づくりに加え、「1時間以内でメールを返信する」行動力には、参加者からも「さすが」の声が上がりました。
 Aさんは最後に、「今も勉強の日々。近場の取引先を開拓するため、昼休みに自転車で地域を回っている」と話しました。
 意見交換では「まず一歩、という姿勢に共感した」「仕事に対する真摯な姿勢を学びたい」などの声が出されました。
   
  ページの先頭