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民主主義
 

新基地建設ノー 稲嶺ススムさん勝利=沖縄・名護

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市長選挙に勝利し、支援者と一緒に万歳をする稲嶺さん(中央)

 沖縄県名護市長選挙が19日に投開票され、「辺野古の海にも陸にも基地をつくらせない」と訴えた現職の稲嶺進さん=日本共産党、社民、社大、生活推薦=が辺野古移設推進の末松文信候補を大差で打ち破りました。沖縄県民は「新基地ノー」の審判をきっぱりと突き付けました。

地域経済自立めざし要求実現へ全力支援

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題が最大の争点になった名護市長選挙。沖縄県商工団体連合会(県連)と名護民主商工会(民商)は稲嶺進さん再選めざし全力でたたかいました。
 「やったー。歴史的な勝利だ」。午後8時過ぎ、稲嶺さんの「当確」が報じられると名護民商の事務所で選挙開票を見守っていた役員らはいっせいに万歳をして勝利を喜び合いました。
 今回の市長選挙では「基地推進か、反対か」という争点がかつてなく鮮明になりました。同時に「基地依存経済か、自立した経済か」が問われました。稲嶺さんはこの4年間、米軍再編交付金に頼らず市の予算を増大させました。予算規模の11倍の効果をあげた住宅リフォーム支援事業をはじめ雇用と経済、福祉と医療、子育て支援など市民と中小業者を応援する施策を打ち出し、その実績は幅広い人たちに浸透しました。選挙戦では保守層にも支持が広がり、元自民党沖縄県連顧問の仲里利信元県議会議長をはじめホテルチェーンかりゆしグループの平良朝敬CEO(最高経営責任者)なども支持を寄せました。
 沖縄県連と名護民商は会員訪問、支持拡大、商店街宣伝などを展開。「絶対に勝つ」と強い決意でたたかい抜きました。仲本興真県連会長は「基地建設を強行しようとする攻撃をはね返し、名護市民、沖縄県民は心意気と良識を示した。全国からの支援にも感謝したい」と喜びを語っています。

全国商工新聞(2014年1月27日付)
 
   

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