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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 憲法 > 全国商工新聞 第2943号 9月20日付
 
平和・憲法
 

韓国併合100年、平和学習ツアーに参加=熊本・天草

 熊本・天草民主商工会(民商)事務局長の緒方弘子さんは8月21日〜23日、ソウル市内を中心に行われた韓国平和学習ツアー(熊本県平和委員会主催)に参加。韓国併合100年の節目の年に「両国が友好を強め、ともに豊かになる努力が大事」と手記を寄せてくれました。

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独立記念日の「追慕の場」で献花する平和学習ツアーの参加者

熊本・天草民商 緒方弘子さんの手記

 2泊3日の行程でしたが、意義のある旅でした。誠実に史実と向き合い、互いに交流する必要性を痛感したからです。韓国では、日本帝国主義の野蛮な歴史と、それに立ち向かう自由と独立に向けた闘争の歴史を教育の中にきちんと位置付け、発展を遂げていました。
 例えば、西大門刑務所歴史館では、日本の侵略と弾圧に抵抗し投獄された韓国人の独房や死刑場など、実物を展示。
 また、1919年3月1日独立宣言文が朗読されたタプゴル公園には各地の万歳運動の記念浮き彫り(銅版)があり、独立記念館には、立ち向かう自由と独立に向けた闘争の歴史を記録していました。
 一方で日本は、豊臣秀吉が命じた文禄・慶長の役で、加藤清正などが侵略し、人や物を殺し略奪した事実をどれだけの学校で教えているでしょうか。今回の旅で1895年の乙未事変で閔妃殺害に熊本県出身の民間人が21人も加担した史実を知り、驚きました。今なお過去の歴史認識を反省し謝罪もできない日本政府。同じ日本人として、ただただ謝罪するしかない。まだ知らない膨大な史実を学習しました。
 今後の日韓両国に何が必要なのか、学べた旅でした。

   
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