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  トップページ > 震災情報のページ > 全国商工新聞 第3281号9月25日付
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「被害を訴え続ける」 第2回口頭弁論

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福島地裁に向け行進する第2陣の原告・弁護団

 東京電力福島第1原発事故で、国と東電を相手に原状回復と慰謝料を求めている「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(生業訴訟)の第2陣(約300人、中島孝団長)の第2回口頭弁論が9月6日、福島地裁(金沢秀樹裁判長)で開かれました。
 二本松市在住の看護師の女性が原発事故後、子育て最中の医師や病院職員が、避難したり退職したりして深刻な医師不足、人手不足になっていると意見陳述。「市民の期待に応えられる医療を提供できない現実が続いている」と述べるとともに「福島に住み、生き続ける者の使命として、国と東電の責任を明らかにするため、被害を訴え続けたい」と語りました。
 弁護団事務局長の馬奈木厳太郎弁護士は、国・東電が原状回復請求について「実現不可能な請求」「不適法」と主張していることに対し、「自らの責任を全く自覚しないもの」と厳しく批判しました。その上で「原状回復は被害者の心からの願い」「人格権に基づく原状回復請求権として認められなければならない」と強調しました。
 次回弁論は来年1月29日が予定されています。

全国商工新聞(2017年9月25日付)
 
   

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